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佐藤恭子 音楽と日々のあれこれ
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アルバムの感想や評価をいろんなところで頂いたりして、自分がリトルオーケストラと名付けた編成で表現したかったこと、また、この先どこに向かいたいのかな、と、そのまえに、そもそも何が好きなんだっけ?と、考えることがしばしばあって、もちろん、なかなか言葉にするのは難しいけど、とりあえず、下記備忘録的な笑。


編成について。

ビッグバンドよりも小さな、管楽器6(ときどき7)プラス4リズムセクションという、一般にラージアンサンブルとよばれる編成のひとつ。ビッグバンドと同じ手法でかかれたラージアンサンブルの音楽は古くからあるけど(それらはやっぱり壮大さという点でちょっと物足りなく感じることが多い)でも、オーケストレーションの工夫や対位法をうまく組み合わせることで、オーケストラのような壮大さや相対的ダイナミクスをある意味表現できるという可能性があること、それを生身の人間で、素晴らしい演奏家たちに集まってもらって形にするという、不完全な完全さみたいなものが、実現していく過程も含めて魅力かな。

とはいえ、最初のきっかけは、ビッグバンドよりも人数がすくないと、予算が少なくていいしね、という安易な発想。でも、それだけに演奏者の能力と個性に大きく左右されることも判明、笑。



ジャンルについて。

特にこの編成で音楽を書くときには、ジャンルの枠にしばられないことを大切にしています。

音楽のジャンルって、その人が着てる洋服みたいなものに感じることがあります。社会生活の中で、人からどう見られるかという印象、職業や地位やそういったものとの関連や、何よりも大切なところで、着ている自分自身の心のあり方を考えると、着るもののチョイスはとても大切なのだろうけど、本質的なものというか、その人間の資質を語るときに、実際洋服ってどこまで影響するのかなと思うと、わからないなぁと思うのです。

私自身の興味といえば、どちらかというと、着てる洋服よりも、なぜ、それを着ているのか、というか、いうならば、表現者の思考に興味があるという感じかな。音楽で言うなら、なぜその枠組みを選択したの?とか、もっともっと狭義でいうと、ジャズや即興演奏において、なぜその瞬間にその音に向かったのか、のような。

でもそれがただの直感とか成り行き的なものにはそんなに興味もなければ奥深さも感じないのです(毎日音に関わって感覚が麻痺してるというのはあるとおもうけど)。表面的なところだけ器用になぞった、音の根底にその人の意志や思考の見えないものには心が動かない。

逆に、綿密なコンセプトや理知的なものの、その先にある人間の本能的な欲望が見えた時、いいかえると、この音をつかみ取りたいというような超肉食系の貪欲さや思慮の深さ、気持ちの強さ、また、結果的にこうなったけど必然だよねという安堵感のようなものに、憧れたり、心奪われるのだろうかな、と。

何考えてるかわからなくなってきました笑。また、気が向いたらつづきをば。

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メインで使ってるアルトの今回の調整では、楽器に不規則な音波が生じる、ちょっとした処置をしてもらいました。通常とは違った振動が増えることで倍音構造が変化して音色が(おそらく)深くなる、ということのよう。

ドクター曰く、「油を多めにさしてあるので最初はあまり分からないかも、効果がでてくるのは一週間、一ヶ月くらいしてからだと思うよ」と。最初は全然わからなかったのだけど、2、3時間して急に違和感を感じ、それでも吹き続けてると、その違和感に少しばかり慣れてきた気がしました。これからどう変わっていくのか期待大!

教えていただいて、0.5ミリという単位である部分を変えてもらったんだけど、こういうこと思いつく発想もだし、0.5ミリという微妙な単位を扱う職人さんたちって凄いなぁと。

そして、全く以て余談なのだけど、サックスを巡るこだわりって、男性と女性の根本的な資質の違いによるような気がする。

男の人は、楽器やマウスピースやリガチャーやリードやストラップなどなど、やたらこだわったりたくさん持ってたり持ち歩いてたりする人多い気がするけど、それって、フィギュアやお菓子の景品やジーンズやスニーカーや時計やなんやらあつめたりとかっていうのとどうも似てるような。使うのとおなじくらい、集めること自体や、飾ってみてるのが好きという笑。さらに、それらのちょっとした改造や工夫にこだわったりするのは、プラモデルつくったり車やバイクを改造したりする感覚の延長線上にあるような?

女性はどちらかというと、実生活では、男性とはまた違った意味での環境適用能力というか、与えられたものやそこに既にあるものに自分をフィットさせていく器用さって女性特有な気がするのだけど(それは言い換えると、対象をかえるより自分をかえる方がてっとり早いと思ってるのかもしれなくて)そして、変化を選択する時は,わりときまぐれに感情のままというか笑。それがそのまま楽器とのつきあい方にも反映されてる気がするのですが、こう思うのは、私だけかな?



晴れたり雨降ったり曇ったり暑かったり寒かったり、天気と気分がどうも連動しているようなここ最近は、ダイエットが専らの課題です。

今月から、ジャズ理論&作編曲ワークショップが始まりました。初回は概ね好評だったかな?と。

基礎クラス⑴は、楽器の種類やレベル問わずすべての演奏する人に向けての講座でありながら、かつ、演奏しない人が聴くだけでも楽しめるもの、を、コンセプトにしています。実際、中学生からお仕事リタイアされた方まで様々な世代の、音大受験クラスから本当に初心者の方まで背景も見事にバラバラ笑。

今回は特に初回だったので、音楽そのものを知るために、紀元前からの音楽の発展の歴史や文化的背景に立ち返りながら、同時に、初歩的な、数学、物理学(音は空気の振動、すべて数値化できる)、言語学、哲学、美学的(感情が高まって昇華された言葉がメロディーとなる)な領域を侵略。

いろんな分野と音楽のつながりに触れつつ、実用的な、音楽理論や作曲のちょっとしたコツを系統立てて説明することで、より身近に音楽を感じたり、より深く聴けるようになったり、そして、よりよい演奏や作編曲ができるようになっていただければ良いなと!

そして、こういうことを言葉にして伝えることで、自分の中で曖昧だったものを整理したり、新しく学んだり知ったりして、私自身にもすごくいい刺激になってます。


バークリー音大の同級生で、音楽学校経営している正木彩生氏が今年たちあげた新教室が会場なのですが、どうせやるなら本格的に、たくさんの人に楽しんでもらおう、と、今回の講座にあわせて、一人一台の鍵盤のみならず、机や椅子や、ホワイトボード等々、必要な備品をすべて揃えてくれて、学ぶのにとても恵まれた環境です。

音楽ききながら、アットホームにわいわい楽しくやってます。興味がある方はぜひいらしてください!次回は8月日曜日(奇数週)開講を検討中です。

http://www.saijazz.com/workshop.html



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リリースライブのあともそのまま忙しくしてたのだけど、今日はようやくすこしゆっくり、音楽聴いたり、随分久しぶりに読書したり、先日頂いたお花を愛でながら、睡眠不足とこころのリセット日にあてました。


本は、ツァラトゥストラとニーチェ詩集を。ニーチェって、「神は死んだ」とか、「ニヒリズム」とか、子供の頃の印象では恐ろしいイメージあったんだけど、最近ニーチェのツイートbotでながれてくる言葉が結構面白くて、人間味溢れた泥臭い人だったんだなぁと親近感が湧いて、今更なんだけど、その世界に触れてみたいなと。

ツァラトゥストラ、は、いろんな日本語訳があるので、本屋さんで、あるだけ全部並べて序文を読み比べ、一番現代にしっくりくる言葉が使われてる(笑)訳を選びました。いまのところ、なかなかさらっと頭に入ってこなくて悶々と読み進めてるのだけど、きっと、もうちょっと進むとどっぷり浸かれそう。音楽でもいつもそうなのだけど、その作品世界に触れるのに、曲の冒頭だけでは、よくわかんなくてなかなか深いところまで集中力が届かなかったりするところが、それでもじっと聴き続けてると、いつの間にかその世界に引き込まれてしまうことがよくあって、思考の深い、奥行きの深い作品なら、なおさらそうだから、この本はきっとそうだと思う。


それから、橋下さんの会見は、ぐっときました。法案そのものに関しての反対賛成はともかく、さっぱりと晴れやかな表情やその潔い発言からは、そこに、自分ができる可能な限りを賭けて信念を貫いたのだという自負が、ひしひしと伝わってきて、そして、現状を大胆に変えて行くことが如何に難しいことであるかというのも、理解しました。これもまた、人の世の常なのでしょうか。


アルバムリリースライブVol.1終了。一年ぶりのリトルオケライブでもありました。ご来場下さいました皆様、ありがとうございました。

台風もニアミスしつつの中、私はやっぱり晴れ女でした笑、たくさんの方々とかけがえのない音楽時間を共有できたこと、心から感謝します。そして、スタッフの皆さんも、ステージを支えてくれて、本当にありがとう!

やっぱりリトルオケはライブが好きです、って、私も思いました笑。次は2ヶ月後の7月13日(月)、新宿ピットインにて演奏します。今回演奏しなかった曲を中心に、また、まったく異なるコンセプトでお届けしたいと思っていますので、ぜひいらしてくださいね!



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