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佐藤恭子 音楽と日々のあれこれ
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先週デュオとトリオの編成で数曲ゲネレコーディングしてから、次作品のテーマに出会う目的も兼ねてほんの一瞬の旅をして、脳内リセットができたところで、帰京して先日撮ったテイクを聴きながら、久しぶりにブログをかいてみます。

レコーディング最中や直後に、みんなでこれがきっと一番いいよねって話したんだけど、と、すこし時間がたつとまた印象が違って、これもいいかな、とか、自分個人で考えるとこれが好きなんだけど共演者の魅力や全体のバランスを考えたらこっちかな、とか。うーん。


最近「人生で一番恥ずかしかったことは?」という問いに、私にとっては、演奏や作品を残すことではないかと思って、やっぱりいろんなレコーディングの方法はあるけど、特にジャズはその場のその一瞬の、お互いのコミュニケーションから必然的(ときに偶然的?)に産まれた、あるがままが残ってしまうというか、不完全な裸の自分を感じてしまうのは、やはり恥ずかしすぎる笑。他人の演奏はかっこいいなぁと思いながらいつも聞くのだけど!



旅で、ピカソの初期を中心とした作品たちに触れてきました。写実的というか、写真のような絵が上手いとか素晴らしいという価値観でいうとこの人はやっぱり賛否両論なんだなぁ、と思いつつ(幼少期のデッサンとか本当に凄いなと思うんだけど)、個人的には、キュビズム以降の不完全さが好きだったりするのだけど。今回は、幼少期、青の時代、バラ色の時代、キュビズム、その後の40代前半までの作品を年代順に、あまり知られてない作品が多くて、こういう作品もあるんだなーというのも新鮮で、とっても良かったのです(ヨロコビ!)

それぞれの絵を描いた背景、たとえば、青の時代の初期は青年期の不安定かつ友人の自殺の直後の頃というところで苦悩に満ちたような印象を受けるのだけど、時がたつにつれて心が癒されていったのか、同じ青でも穏やかで気品に満ちた印象をうけたり、その後のバラ色の時代は、恋に落ちていたりアトリエでにぎやかに生活…と、プライベートの充実と共に華やかで優雅な印象、結婚して子供が産まれたころの絵は穏やかで力強くくもどこかしら不器用なところにこころが和んでみたり。一枚一枚が、彼の人生を凝縮したカケラのように感じました。




というところで、先日の録音がまだ聴き終わらないのだけど、私もそうだし、周りのミュージシャンも、みんな、会うたびに音が変化してて、各々が日々いろんなことを心に抱えながらいろんな気持ちで音を出して、現在進行形で、それぞれが折々の人生のカケラをすこしずつ残して、お互い日々成長して(?)いるところにリアルタイムで立ち会ってるんだ、とおもうと、音楽やっぱり好きだなーと思って、いいリセットになりました。貪欲にいこう笑。

それにしても、次の作品のメインテーマにしたかったところ、雨で見れなかったという…とほほ。でも、逆に、よかったかも。


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